お伝えしたいこと
2018-02-15 09:47:00
高校学習指導要領
2022年度から実施される「高校学習指導要領」の改訂内容が公表されました。
概ね10年ごとに改訂されるものですが,今回は2030年代に社会人となる子どもたちが学校で何を学ぶべきかを示した改訂です。
AIなどの技術革新で職業像が一変する可能性が指摘されている中での指針になります。
「公民」に新たに『公共』と言う必修科目が創設されるなど,全部で27科目の新設・再編が行われました。
子どもたちの進学や就職に与える影響やアクティブ・ラーニングなどの実施で教員や学校に求められる力などが今後の注目点です。
小学生のお子さんを持つ保護者の方々は,新たな情報集めに苦慮されることになるかもしれません。
各学校がどう対応していくのか見極めていく必要がありそうです。
2018-02-13 10:24:00
冬期オリンピック
冬季オリンピックが始まった。ちょっと異様なムードの中で。
でもスポーツの力は負けていない。
昨夜,スケート1500mで銀・ジャンプノーマルヒルで銅・スキーモーグルでも銅。3つのメダルを日本代表選手が獲得した。
金を期待され,金に僅か届かなくても,とても晴れ晴れとした気持ちで見ていられた。
結果を伝える今朝のニュース番組でも,各選手のコメントにキャスターの目が潤んで見えた。
そんな気持ちにさせてくれる代表選手のパフォーマンス。
その陰で,選考に漏れた選手の強い眼差しと今回の様子に刺激を受け次世代のオリンピアンを目指す若者たちの眼差しが交差する。
2018-01-30 09:54:00
2018年問題
2018年になり一ヶ月が過ぎようとしています。
いよいよこの4月2018年度がスタートします。
18歳人口が本格的な減少期になります。
2018年約117万人⇒2024年約106万人⇒2031年約99万人
すでに大学短大専門学校への進学率は合わせると80%を超え,これ以上の伸びしろはあまり期待できません。
高等教育機関の中での生徒の奪い合いがこれまで以上に激化するのです。
多くの教育機関が淘汰されていくと言われています。
事実母校が既になくなった社会人の方たちが私共の近くにもいらっしゃることを知っています。これが現実です。
進学希望者の皆さん・保護者の皆さん
きちんとこれまでよりもさらに多くの時間をかけて進学先を研究することをおすすめします。
オープンキャンパスは間違いなく有用です。でも同時にオープンキャンパスで浮かれてはいけません。良い面しか見ていないこともあるかもしれません。
「後悔先に立たず」です。
(学校基本調査推計)
2018-01-19 09:55:00
公立小中学校激減
国が示す適正規模を基準に統廃合が進むと,2050年ごろには現在の全国の公立小中学校の数から3分の1程度の数まで減少することが推計されているそうです。
人口の少ない県では10分の1まで落ち込むところも出てくるそうです。東京を含む大都市圏でも半減すると予想されています。
もちろん東京でもすでに統廃合は始まっており,今後も加速度的に進むものと思われます。場所によっては,通学時間が,徒歩30分なんてことがあるそうです。
教員も減ることになるのでしょう。
もちろんこの問題は,教育現場だけのことではなく,国全体にかかわるものです。条件が変われば,違う場面も想定できます。
今現在20歳くらいの方が,35歳で出産すると,ちょうどこの流れの真最中と言うことなのでしょう。
中高年層があまり経験していない事態に,現実味がどうしても足らないような気もします。
今30代から下ぐらいの方が現役時代に直面する現実です。65歳前後を定年と仮定してのことですが・・・。
保護者の方々はどう考えられますでしょうか。
2018-01-12 08:35:00
受験とスマホ
もはや手元にスマホがないことは考えづらい時代だ。
便利な反面,受験生にはリスクもあり落ち着かない。
首都圏の私立中学や高校の受験も順次始まり,いよいよ明日からはセンター試験が行われる。
いつもこの時期になると,センター英語で満点が取れなかったと夜中まで自宅に帰れなかったあの子を思い出す。
その時スマホがあったらなあと今さら思う。
明日も雪の降る会場があるのだろうか。
人口減少を余所に,センター試験受験者は増加している。
悔いの残らない受験にしてほしい。全ての受験生にエールを送る!