お伝えしたいこと

2016-03-04 10:10:00

あれから5年

東日本大震災から5年が経とうとしています。私もあの日から数日間ですが,外出先で電気や水道のない生活をしました。2:46の揺れは忘れることはないでしょう。でも,岩手・宮城・福島の被災者の方々の喪失感を本当に分かっていたのか?今さら疑問に思うのです。多くの方がお話しされます「当たり前と思っていることは決して当たり前なんかじゃない。」という思い。フツウであることの豊かさを聞いたような気がします。「ヒトの様々な場面で,過去は静かに立っていますが、現在は矢のように過ぎ去り,未来はあっという間にそこまで来ています。」だからこそ明日に希望の光を待ち,今を大切に生きたいですね。結局多くの方の心を救ったのは,「優しいコトバ」ではなく,「何でも聞いてあげるミミ」と「隣に座っていてあげるキモチ」だったのでは・・・。被災者の方々の過去は,「もう静かに立っている」のでしょうか。